♪( ´▽`)


大変長らくのご無沙汰でした。


ぼちぼち日記も再開しないと


わずか数名という貴重な読者さまが


いなくなってしまいますからね。


さて、日記を休んでいたこの2ヶ月間


何をしてたかと申しますと、


特に何も…♪( ´▽`)


別に体調が悪かったわけでもなく


何となく書く気分にならなかっただけ。


強いて言えば、本を25冊読んだくらいです。


8月末に2ヶ月間のお仕事も終わり、


9月になってからひたすら本を読んでました。


今ハマっているジャンルが


犯罪心理学…。


日本の犯罪史上最も凶悪な犯罪といわれる


北九州監禁連続殺人事件や


女子高生コンクリート詰め殺人事件の


本や裁判記録を読んで、


それから心理学の方へ。


事件の内容があまりに卑劣で


いやーな気分になりながら、


北九州の方で5冊、女子高生も5冊


読みましたよ。


そして昨日…、


ちょうど私の住むマンションの前で


名張毒ぶどう酒事件の署名運動を


してたのね。


そこで大喧嘩(笑)。


署名をしようとしていた若者に


あなたはこの事件を知っているの?


知らないのに署名するなんて無責任だよと


妨害活動。


そしたら支援者たちが寄ってきて


いろいろ言うわけ。


無実の証拠があるのに再審決定を出さないのは


違法だとか何とか言ってくるわけ。


無実の証拠が本当にあるの?


そもそも証拠をどう判断するかは


裁判所の判断で、一般市民が判断する


ものではない。


無実かもしれない証拠というなら


まだ少しはわかるけど、


無実の証拠があるって言い切ってたからね。


許せなかった。


この事件の奥西死刑囚はもう


85歳くらいだったかな?


それで今は寝たきりなんだって。


再び凶悪な事件を起こす元気はないだろうけど、


もし本当に奥西死刑囚が犯人であったとして


その人を野に放つ署名を簡単にしようと


していることが納得いかない。


確かに名張毒ぶどう酒事件は


疑わしいところはあるよね。


もしかしたら違う人が犯人なのかも


しれない。


私は裁判員裁判に参加したことがあると


前に書きましたね。


評議の内容は守秘義務があるので


明かすことはできないけど、


法廷内のやり取りは誰でも見られるものだから


話してもいいそうです。


私が関わった事件でも、嘆願書という


署名が集められていました。


弁護士の主張は、厚さ18センチにもなる


多数の署名が集められ、被告人の人柄が


この署名に表れてます…とか言うの。


で、署名の原本は枚数が多くて邪魔だから


証拠にならないのね。その代わり、


署名した人のリストを証拠として


提出したの。


そのリストを見るとさ…、


愛知県のある市の一角で起きた


新聞の記事もほんの少しの殺人事件なのに


署名の大半が名古屋市の人の署名なのね。


被告人の人柄って…、そんな有名人なのか?


結局お願いされて名前を書いただけの


事件も関係者のことも何も知らない人が


書いた署名に何の意味があるのだろうね…。


逆に言えば、もしそういう署名で


判決が減軽されたのなら、


署名した人は凶悪な犯人を減軽させる


手助けをしたことになる。


その責任って考えたことないのだろうね…。


私はもともと安易な署名はしないタイプ


でしたが、裁判員裁判を経験して


ますます署名には慎重になりました。


私も大人です。自分の行動には


きちんと自分で責任を持たないといけない。


昨日の名張毒ぶどう酒事件の署名活動。


趣旨はわかるけど、あんないい加減な


署名など何の意味もないよね。


それは民意でもなんでもない。


そこのところをわかって欲しかった。