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(*'-'*)


お便りのコーナーです。


北海道にお住いのペンネーム累さんから


お便りを頂きました。


『視力は正確に測れるのか?』


なかなか難しい質問ですね。


視力の障害で社会保障を受ける場合、


視力検査以外にもいろいろ検査はあるの


ですが、実際の視力そのものは


あのお馴染みの視力検査表の


ランドルト環《 Cのようなマーク》で


測定されます。


聴力検査も学校の身体測定でやった


音が聴こえたらボタンを押す


オージオグラムという検査が基本です。


あの検査を経験した人からすれば


見えないふり、聴こえないふりを


するのは簡単なことですよね。


ただ検査でごまかしたとしても


見えないふり、聴こえないふりを


するのはとても難しい。


急に何かが飛んできても


絶対に避けてはいけない。


急に大きな音がしても


ビクッと反応したらダメ。


そう考えると詐病を続けることは


なかなか難しいものです。


ちなみに、前に書いたこと


あったかな?


私はたぶん生まれつき


右耳が聴こえないのですが、


一応、高度(重度)感音難聴という


病名になっていまして、


診断上では、一応ほんの僅か聴こえると


いうことになっています。


何故かというと、それは私がボタンを


押したから( ◠‿◠ )


100dBの音を流してもらった時


音が大きすぎて首筋に振動がきたから


あー今音が鳴っているんだろうなーと


ついついポチってしまったの。


100dBの音は電車の通るガード下の


音がそのくらいと言われてますね。


まあそれはさておき、本題に戻ります。


私が自己免疫疾患による神経の病気に


なった時、それはそれはいろんな検査を


やりましたさ。


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ここに載っているのは全部やりました。


手や足だけでなく、


視覚誘発電位とか聴性脳幹反応とか


そういう検査もやるの。


視覚誘発電位は説明にも書いてあるように


テレビ画面に白と黒の格子模様がでて


それが動いて変化するのをただ見るだけ。


すごく眠たくなる検査。


それで聴性脳幹反応の検査ですよ。


右耳が聴こえないということを


検査技師の人は知らなかったから


検査を開始して右耳に音を流しても


脳が反応してないから脳波とかの


変化が何もないのね。


だから検査技師さんが聞いてきたよね。


右耳は聴こえないのですか?と。


佐村河内さんもずいぶん懐かしい人に


なりましたけど、あらゆる検査を


すべてやれば、嘘は絶対にバレる。


でも例えば聴性脳幹反応という検査は


そもそも聴力の検査をするためのもの


ではなくて、耳から神経を通って


脳にきちんと伝わっているかという


脳や神経の検査なので、


聴こえるかどうかを調べるために


こんな検査はやらない。


もっともこういう検査機器は


大学病院や大きな総合病院にしかなく


街の耳鼻科の病院にあるはずもなく


またそもそも耳鼻咽喉科の先生の


範疇ではない検査ですからね。


検査費用も高いし、その費用の一部が


健康保険から出るとなると


ますます医療費が膨れ上がってしまう。


難しい問題です。


視力にしても聴力にしても


手や足の動きなどにしても


フリを続けるのは難しいでしょうね。


でもね、フリを続けるのが困難なのに


何で不正受給が行われているか?


そこが問題なのよね。


もちろん悪徳の医者が虚偽の診断書を


幾らかの報酬と引き換えに発行したり


することもあるでしょう。


他にも、例えば普通に健康な人として


生活して、病院の中だけフリをする。


近所の人は、その人が障害の給付などを


受けていることを知らなければ、


不正受給してるなんて見破れない。


障害者手帳を持っているとか、


障害の等級とかはプライバシーの中でも


特に人に知られないよう秘密にする人も


多いでしょうからね。


もちろん周りの人もそういうことは


聞けないよね。


そういう人は特に住んでいるとこから


離れた病院に通って、医師や看護師に


病院外で会ってしまうリスクを避け、


その遠くの病院に行くタクシー代とかも


併せて不正受給するからタチが悪いよね。


不正受給する奴は本当に許せないよね。


(҂ `з´ ) 💢