(^∇^)


2020年のオリンピック招致活動ですが、


東京が高い評価を得たようで


少し有利になったようです。


本来なら猪瀬知事の失言に加え、


No.2都市の大阪の橋下市長の


慰安婦問題の発言、さらに


柔道の不祥事が重なり、


東京は絶望視していたのですが、


トルコのデモやスペインの財政状況など


他の候補都市が自滅していった感じです。


次回のワールドカップの開催国の


ブラジルでもデモが起こっており、


国際的なイベントはもはや


開催国の発展に寄与するものではなく、


多額の費用がかかることと


国内の格差等の問題との兼ね合いが


あるようです。


こういった背景を見ると、


決して日本も他人事ではないように


思います。


先日、ニートの割合が増えていることや


若者の自殺者数などが白書で


発表されましたが、すでに日本でも


格差が固定化しつつあり、


このままの状況が続けば


今年の9月にオリンピック開催国に


決まったとしても、実際に開催されるのは


7年後の2020年なので、


まさに今のブラジルのように


開催直前でデモなんてことも


起こりうるのかも知れませんね。


BRICsと言われる経済発展が著しい


ブラジル、ロシア、インド、中国の一つの


ブラジルでデモが起こっているということは


おそらく中国にとっては脅威だろうと


思います。


中国は今のところ独裁で国民の不満を


押さえ込んでいますが、


経済発展していれば国民は満足するだろう


という甘い考えではダメだということですね。


経済発展が進めば格差が大きくなる。


格差が大きくなれば国民の不満は


爆発する。


今のブラジルがまさにその状況で


発展さえすれば豊かになっていくという


甘い見通しではダメということですね。


都議選では自民党が圧勝し、


参議院選挙も自民党が圧勝するでしょう。


衆参のねじれが解消されれば


長期政権と言われる安倍政権ですが、


アベノミクスの3本の矢である


成長戦略の内容が乏しいということで


市場の評価は低く、株価が下がっています。


成長戦略の具体的な中身は


秋の国会で練ることになるでしょうが


しっかりとした成長成長を打ち出すことが


できなければ、今年の終わりから


来年初めにかけて、一気に安倍政権の


支持率が下がっていく可能性もありますね。


まぁ先のことはわかりませんが、


日本の国民の不満はだんだんと


大きくなるばかりです。


この不満がいつ爆発するか、その前に


不満が解消されるような明るい兆しが


見えてくるようになるのか。


その辺りをしっかりと見ていかないと


いけないですね。


政治と宗教の話はあまり書かないように


していますが、昨日発表された


民主党のマニュフェストにはがっかり。


参院選の惨敗は確実でしょう。


民主党や維新が散々な結果に終わり


野党の核となる党がなくなってくれば


その時は相対的に再び小沢さんの力が


強くなってくるかも知れませんね。


小沢さんが再び第一線に出てくるようでは


いつまでたっても政治不信は


拭えないかもしれません。


まぁこれ以上は書くのをやめておきます。


選挙には行ってほしい。


政治に関心をもってほしい。


ただそれだけです。