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( ◜◡◝ )


私が小学生の頃、国語の教科書に


附子という狂言が載っていた。


附子(ぶす)の内容は、


主が、使用人二人にこの箱には


附子という猛毒が入っているから


開けるな、近づくなと言って外出。


開けるな、近づくなと言われると


気になってしまうよね。


でも、箱から毒の成分が空気に乗って


流れてくるとのことで、


どーしたものかと考えて、


扇で煽って毒素が来ないようにして


接近して箱を開ける。


猛毒と聞いていた中身は


何とも美味しそうなもの。


勇気を出して舐めてみると


それは猛毒の附子ではなく砂糖だった。


砂糖の甘さに二人は取り合うように食べ


結局中身は空っぽになってしまった。


さて、言い訳をどうしようかなー…。


あ、そうだ‼️


主の大事にしている壺を割っちゃえ❗️


掛け軸も破っちゃえ❗️


主帰宅。泣いてる使用人。


どうしたの?と聞くと、


大事な壺や掛け軸を壊してしまったので


命を絶って詫びようと附子を食べたけど


死なないの❗️ʅ(´◔౪◔)ʃ


っていうお話。


国語の時間に班ごとに


この演劇をやらされたわ。


『扇げ扇げ』『扇ぐぞ扇ぐぞ』


このセリフ有名だよね。


今もまだ載ってるのかな?


その附子。


毒としては附子(ぶす)、


生薬としては附子(ぶし)と読み、


毒の成分はアコニチン。


あの有名なトリカブトです。


アコニチンは神経毒で、


これにかかると顔の神経が侵され


無表情のようになるらしいね。


これが今のブスの語源。


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宝塚のブス25ヶ条でも


1番目が笑顔がない。


ブスーっとした顔してるとブスになる。


トリカブトといえば保険金殺人事件。


犯人を褒める訳ではないけど、


警察や学者を相手にしても


なかなか真相がつかめなかったという


すごいアイデアだったね。


相当研究もしたようで、


その情熱を他のことに…ねぇ。


遺体からトリカブトの毒成分アコニチンが


検出されるも、即効性のある毒で、


犯人と別れてから1時間40分くらいで


死んでいるのでどうやって殺害したか


それがなかなか解明できなかった。


フグの毒のテトロドトキシンも


神経毒なんだけど、


アコニチンとテトロドトキシンの作用が


拮抗しあって、しばらくの間


中毒作用が抑制される。


テトロドトキシンの半減期の時間の方が


短いため、テトロドトキシンが弱まると


トリカブト毒のアコニチンが作用し始め


トリカブト毒のアコニチンにより死亡。


単に混ぜればいいという訳ではなく


配合割合とかいろいろ調整して


漁師からクサフグを大量に買ったりして


毎日毎日研究して、ようやく完成させた


毒薬で殺害を実行。


そんな事件もあったね。


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新しく飲み始めた漢方。


アコニンサン錠。


トリカブト毒のアコニチン。


名前が似てる。


そうなんです。


アコニンサン錠はトリカブトの根を


加工し、毒性を減じたもの。


新陳代謝を高めて体を温めてくれる。


体内の水分循環を改善して浮腫みがとれ


鎮痛効果もある。


アヘンだトリカブトだ麻薬だ毒だの…。


変なものばかり飲んでる私。


でも毒は医療の世界では


いろいろ期待されることも多いみたい。


イモガイっていう貝は毒があるのですが


その毒がモルヒネの1,000倍もの


鎮痛作用があるみたいだし、


毒も使い方によっては薬になるんだね。


マッサージとかのツボも適度な刺激は


体調を整えるけど、あれは急所でもある。


足先が冷えると布団に入って


毛布に包まっても自力では


温まらないような冷たい足の私には


この漢方が効いてくれるといいな。


とりあえずお試しの1週間処方だから


効果があったら続けよう。


寒くなると痛みが出るし、


体調も悪くなる。


風邪とかは無縁なんだけどね。


これから厳しい季節です。


でも元気に新年を迎えたいな🌅